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メアリー -Mary-

コミティアを中心に活動する創作サークル『メアリー』のブログです はじめての方は『このブログについて』へどうぞ!

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア観ました!


桃ノ木です
今回はいつかずさんが呟いてて気になって借りてきた『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の感想です。
色々語りたいことがあるので、ガッツリネタバレを含む内容となります。
ご注意下さい!


あらすじ(画像共にAmazonから引用)
現代のサンフランシスコ。
街を見下ろすビルの一室で、インタビュアーを前に美しい青年ルイが自らの半生を語り始めた。
18世紀末、最愛の妻を亡くし、絶望の淵に沈む彼の前に現れた悪魔的美貌の吸血鬼レスタト。
彼によって永遠の命を与えらたルイは、レスタトと共に世紀末の夜をさまよう。
人間の命を奪うことをなんとも思わないレスタトに対し、人間の心を捨てきれずに苦悩するルイ。
だがある夜、母の亡骸にすがりつく少女クローディアと出会ったルイは、衝動的にその命を奪ってしまう。
彼女をヴァンパイアの一族に招き入れるべく新しい命を吹き込むレスタト。
しかし、それは思わぬ悲劇の始まりだった!アン・ライスのベストセラーを「クライング・ゲーム」のニール・ジョーダンが映画化。





とりあえず、事前情報をほとんど知らないまま観始めたのですが、一言で言えば

面白かった!!


初頭は吸血鬼になった初々しいルイと、先輩面するレスタト様(本編で誰も様なんてつけないが何となく俺様だから様をつけたい)がホモホモしい距離で一緒にいるのを堪能。

ここらへんで個人的に面白かったシーンは、レスタト様がルイの為にネズミの血を搾ってグラスを差し出すところ。
ガッツリぎゅーぎゅーされるネズミが可哀想
ねずみーーーっ!ってなりました。
にしても、絞り終えたネズミをテーブルの上に置いておかないで欲しい!衛生的に!


が、物語的には、人間に情があり人は殺せない、でもレスタト様の横暴も止めきらないルイに若干はっきりしろよー!ともやもやする


と、そこに救世主登場!
反抗的なルイにレスタト様、お前にはもっと気の合う仲間が必要だ、と新人スカウト
新しくパーティーに美少女吸血鬼クローディアちゃんが加入します

これがまた、とっても可愛い!
泣いても笑っても怒っても、まあ人をじゃんじゃん殺しちゃっても可愛い!
お腹が減ってたの?ピアノの先生が厳しかった?

ならしょーがないよねーー!みたいな


クローディアちゃんは二人の娘というポジションになるのですが
…娘って、両方パパだけど。
これはカップリングとして見てくれという事で宜しいんですかね?(と思わざるを得ない!)
とはいえなんだかんだでクローディアちゃんを可愛がるレスタト様がまた可愛い…///
オイタを叱るのだって、手のひらペチンですからね、甘いねー



余談ですが、二人の吸血鬼が娘を育てる、というシュチュでポーの一族を思い出しましたね。
あの子は仲間でなく人間だったので、成長した後に親戚に引き取られましたが。



人間でないクローディアちゃんは時期に、自身が成長できない事に不満を抱きます。
大人なお姉さんを見て、いつになったら大きくなるの? と。
二人の本気で困った顔がまた何とも…
そしてついに自分は永遠に大人になる事はないと悟ったクローディアちゃんは、自分をこんな身体にしたレスタトと、その原因を作ったルイを恨みます。
しかし優しいルイはどうしても憎みきれず、レスタトの元から去る事を提案。
彼が自分たちを離さないだろうとわかるやいなや

レスタト殺害計画を実行します!!

えーーー!
なんだかんだ煩い事を言いつつ皆の事が絶対大好きだったろうレスタト様、可哀想っ
仲違いしていて、これで本当に仲直りだな?とほんのり嬉しそうに油断しまくりなレスタト様を華麗に騙し仰せるクローディアちゃん
前半の無邪気な少女とはもう違う、中身は大人の雰囲気漂う女性ですよ!
女の子って怖いねー!


そこから先はルイとクローディアちゃんの二人旅…
色々あって1870年代パリでついに同族のグループを見つけます
まあそこから色々合って…


え?いきなり説明がてきとーになった?
いやいや、ここらへんの組織の話とか、ルイに新しい親友候補ができるとかも面白かったですよ?


紆余曲折あって結局独りぼっちになったルイは現代で一度、死んだと思っていたレスタト様に再会します。
ですが、前に組織の人間が語っていた、お前と違う普通の吸血鬼は永い時を生きこそすれ時代に適応できない、という言葉そのままに彼は暗く寂れた屋敷の中でミイラのようになって縮こまっていました。

俺に会いに来たんだろう?
とか少し格好付けた訳に、突然の外から入ったヘリの光に怯えまくるレスタト様。
それをルイが冷静に、あれは人口の光だから俺たちに影響は無い、と説明します。
レスタト様、寂しそうに、お前と一緒ならまた前のような俺に戻れる筈だ!とデレてくれますが、ルイはその誘いを断り、また独りの道をゆくのでした。





あーーー
寂しいエンドだなー
と思ったら…




それからしばらく…ルイがインタビューを受ける頃には

すっっかり現代の夜の町に適応した彼の姿がっ!!

あれだけヘリのランプを怖がっていた彼が…いっちょまえに車を運転しカーステまで使いこなしている!!!(関係ないけど、DIO様が車を乗っている所とか思い出してた)

あれか!ルイが帰った後「なんだ、あの光大丈夫だったのか」とか冷静になってお外に出たのかと思うとほっこりする///
凄く調子に乗っているれど、元気な彼の姿が見られて安心したよ!いいエンドだよ!となりました。
観て良かったです、オススメです!!







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