明日楽しみ! 作家:桃の木 2014年02月01日 0 桃ノ木です!体調が微妙に怖いところですが、明日が楽しみです。三ヶ月ぶりのイベント、今回は前回より売れたら良いなあと期待したりしております。ペーパーについては南が宣伝してくれているので言う事はないのですが。天気予報では明日から寒くなるとかならないとか、雨が降るとか降らないとか、どうぞベストなお天気でいて欲しいものです。 こんな時に話す事ではないのですが、せっかくなので吸血鬼について考えている事をば。吸血鬼ってとても魅力あるキャラ属性だと思っています。古今東西、昔から多くの創作物に使われている題材なのも納得。私が吸血鬼+メイドシリーズを描き始めたのも、一家に一台ならぬ一家に一人くらい吸血鬼キャラが欲しかったというのが理由の一つです。吸血鬼キャラ、と属性を固定しても能力設定の幅は人魚や人狼の及ぶところではなく、想像力が広がるところ。個人的には無敵設定よりも古典的な、十字架に弱いとか太陽に当たると消滅する等の設定が好きなのですが、動かしやすくする為に、割と無敵寄りな設定にしてしまっている事が常々残念です。我が家の吸血鬼、ダグラス(ご主人と表記する事が多いのでついご主人と呼んでしまう)には、蝙蝠への変身と、影の使役を特殊能力として付属しています。影の使役は、吸血鬼は鏡に映らないという説について、単純に動く死体が鏡に映らないのもおかしいと考え、では影(鏡像)がいない時なら映らないようなれるのではないか?と・・・思った結果です。結局よくわかりませんね。漫画では影(トマス)が不在の時はダグラスにも影を描かないようにしている、筈です。他日光:直接肌に当たると焼けただれる。目はサングラスをすればセーフ十字架、ニンニク:能力の弱い影は影響を受けるが、本体は問題無し致命傷:心臓に杭或は首を切り落とす事食事:血液、人間の物でなくても可。主従:自分で作った吸血鬼の行動を制限できる等等、設定を付けております。後、吸血鬼に噛まれたら吸血鬼あるいはグールになるという無限連鎖の能力がありますが、それをつけるとほのぼのラブコメ(?)がゾンビ映画のようになりかねませんので、同族を増やす方法に関してはポーの一族を参考に、こちらから送り込む方法を採用しています。架空の存在に言うのはおかしいですが、もし実際吸血鬼が実在したとして、無限連鎖の能力があったなら、世界中すぐにパニックになるだけだと思うので、現実的ではないなと思っています。そんなこんなで設定は多々あるのですが、吸血鬼漫画を描いている割に、吸血鬼らしさが足らないなあと思う事は良くありまして日々どうしたもんかと悩んだりしています。+メイド、のメイド成分が足らない感もあるのですが・・・吸血鬼を売りにするならやはり、血への渇望や日光への恐れといったモンスターらしい様相があってしかるべきな筈なのです。無敵設定はそういった事情を楽に解決してはくれますが、そういった事情こそが実は面白い部分なのではないか?とも思ったりするのです。それを上手く日常に取り入れられないのは私の作り方が下手なんだろうなあと・・・ほんと、新刊発売前に描く事ではないですね(汗) へ[0回]PR