19世紀パリ時間旅行展 作家:桃の木 2017年05月20日 0 桃ノ木です、練馬区立美術館で行われている『19世紀パリ時間旅行展ー失われた街を求めてー』にいってきました!会期2017/4/16〜6/4 19世紀漫画を描いている割にフランスは全く知識がないのですが今回描こうとしている漫画にちらっとフランスが出てくるので何か参考になるかなーと足を運んだ次第ですあとは、プルーストの失われた時を求めてにちなんだ展示タイトルが好きだったというのもあるかもしれません。上の作品は昔授業で少しだけ扱われまして、印象に残った点は・お茶にマドレーヌを落とすと何故か回想が始まる・とても分厚い文庫版。ちゃんと読むの大変そう・フランス社交界は愛人の社会・ヒロインが百合・主人公が会員制の男娼クラブ的な場所に迷い込むとかそんな感じで(うろ覚え)つまるところ内容は少ししか知らないのですがタイトル自体は印象深い作品でした。 練馬区立美術館、図書館のお隣でした 何やら素敵なガス灯がお出迎えする入り口内容としては、作品に対する説明書きが多くパリのことを全然知らなくても色々わかることの多い、親切な展示でした。そもそも、有名そうな地名もよく知らなかったので、まずああこういう地名があるのか!建物があるのか!とそこから始まりました。そして頭の中で(無知ゆえに)平坦だったパリの中世〜近代までの歴史を少し学ぶことができました。年号を覚えるのは得意ではないので、こういう事件があった、ということを覚えて後に生かせたらいいなと。街を求めて、という副題どおりパリの地図や建物に関する絵が多かったです。ただ、フランス語の言葉を認識するのが苦手な為カタカナ表記でもなかなか頭に入ってこず、始終口をぱくぱくさせながら黙読して単語を認識していました。一部洋服の展示もあり、リアルなドレスはやはりとても素敵でした!腰の細いバッスルドレスは、専用のトルソーなのかちゃんと、キュウと締まったウエストのザイズですごいなー!と思ってみていましたイベントの為に着るなら19世紀後期のマトンスリーブ&細めのスカートのドレスがいいなーと思いつつ、裾の長いバッスルドレスも着れるなら着てみたいと思いました。やっぱりお洋服のコーナーは楽しいです//後期は印象派&ジャポニズムの絵が主流となり印象派はいつもの、というと変ですがよく知ったような感じの絵が出てきましたそしてジャポニズムの平たい絵がパリの展示で出てくると不思議なような少しコレジャナイような感覚になりますフランス舞台の映画などで、唐突に壁に提灯やうちわが飾ってあるとなんとなく笑ってしまいます// 日本語Tシャツへの違和感と似ているのかもしれません最後の方は疲れてしまって、駆足の観覧になってしまいましたが面白かったです!何かしら作品に活かせるといいなーと思ってます 帰宅。甘いものが食べたかったので、お菓子屋さんで買ってきたヴィクトリア・サンドケーキでお茶(素朴なバタースポンジケーキの間に自家製いちごジャムをはさんだ英国菓子)優しい味わいで、懐かしい気持ちになるお菓子でした。何かに似た感じがするな?と思いつつ、ティーカップに落とさなかったので思い出せませんでした。ボリュームもあり満足感が高かったです へ[3回]PR