企画部がテンションで、製作スタッフが体力 作家:桃の木 2013年07月08日 0 桃ノ木です。画像は仕事のポップで、野菜チップス二種類です、「お洒落な感じで」という注文だったんですが、お洒落難しいです。ついでに食べ物なのだから当然、おいしそうを重視しなくてはいけないと思うし・・・結局これ見て買ってくれた人いるのかなあと、ポップ書く度に思ったりします。それはそうと漫画描くのって大変だなあと毎日毎日考えます。向いてないんでしょうか・・・?今日は単なる愚痴です。ついでに新機能とやらを使ってみます。「つづきはこちら」以下に更に本文がつく?ようです。 で、漫画の話なんですが、今更ですが最近つくづく思うのは、本当漫画ってノリじゃ描けないわって事。元々西洋わっはー!で今の漫画は描き始めたようなもんなのですが、ネーム描いて、さあさあそれでは原稿へ本描きして、ついでにペン入れしてベタしてトーン貼ってください。となると、かなりの時間がかかる。二ヶ月は最低かかる。ネーム時に、これ絶対面白いし!いけるし! とか思っていたネタでもシーンでも二ヶ月作る間に何度も何度も見直して見返していると飽きてくる。本になる頃には「あー、これ随分見たなあ」てな感想になるくらい。もう面白いも面白くないもわからないくらいに見てるから、なんだかついでにつまらなくも感じてくる。(いや、本当に面白いものはそうならないって事もあるのかも知れないが)そうなるともう達成感なんて、単に原稿が終わった事くらいで作品については何ら触れたくなくなったりする。そうなると真新しいものが欲しくなって次の話を作り始める・・・むしろ前回の原稿の終盤には飽き飽きしているから、次の話の構想は既に始めていたりする。そして新しく考えた自称面白い話を作り始め・・・最初に戻るわけだ。自分が未熟だとわかっているから、今は作品が面白いとか面白くないとかより、書き続ける生活ができるか?という事に重点を置いている。南が聞いたら絶対怒りそうだが、私自身はなんだかそういう風に思っていないと漫画を描いていられない気がする。描く事が嫌いな訳ではない、それならさっさと辞めている。元々嫌いな事はきっぱり嫌いなタイプだし。ともかく、最初の「これ面白い!やりたい!」といったテンションが、やりたいと言い始めたテンションの野郎が作品が出来上がるまで居座ってくれた試しがないというのが困った事なのだ。だから最近はテンションの先走りは「ああ、今の作品が終わる頃に考えような」となだめている。それというのも、こんな話をするのは先日から他者の作品にあてられたテンションが「明治探偵物やろうぜ!!」とか騒ぎだしたからだ。いや、今の西洋物、二話分くらい予定詰まってますからね!!テンションで漫画は描けない、そのぼんやりした絵空事を起こすのは大変だよなって話でした。 へ[0回]PR