2019京都旅行の話 旅行 2019年12月11日 0 桃ノ木です!先日、家族と京都へ旅行にいってきました。今回はその時のお話をしたいと思います。京都へ訪れたのは学生の頃の修学旅行以来で、移動に使った新幹線もその後数回くらい乗る事があったかなあ…という程度だったので、本当に久しぶりの長距離移動となりました!時期は12月ということで、どこもかしこもクリスマスムード。写真は京都駅。天井が凄いです!…既に記憶にないぞ? 昼食で食べたお蕎麦。関西の汁は甘い…?初日の目的は清水寺!ベタ過ぎるチョイスですが、修学旅行の際はちらっとしか見られなかったので今回こそゆっくり見て回りたいと思っていました。 祇園四条までやってきたので、お茶タイム。場所は憧れのフランソア喫茶室!!Twitterで時々回ってきては、素敵だなあと印象に残っていたお店です。京都へ旅行に行くとなったからには、絶対組みこもうと思っていました!外観から既にオシャレ…! ケーキは上がレアチーズケーキ。下がアップルケーキです。紅茶はミルクティーでお願いしたら、ふわふわで運ばれてきました!貝のように波々とした細工のティーセット、可愛過ぎる!丁度、ステンドグラスのよく見えるボックス席に案内されまして入店後はどんどん待機のお客さんが増えたりと、物凄くベストなタイミングに来店することができました。もっと近ければ…!通うのに! お土産屋さんがズラッと並ぶ通りを抜けて、清水寺を目指します。…が、前日に緊張から眠れなかったのが祟って、坂道でふらふらに。新幹線や宿泊施設を抑えてあるし、キャンセル料百%だし、体調不良なんかで絶対にキャンセルできないぞ、という意識が強過ぎて、実はほとんど眠れていませんでした。何とか休み休み歩いて、やっとのこと清水寺の敷地内へ。前回は坂道を駆け上がって行った覚えがあるのですが……悲しい。12月ということで、景色はもう冬の様相かと予想していましたがまだまだ紅葉が残っていて、とても綺麗でした。 来たぞ!清水寺……???歩いて行くうちに、何か様子が変だなーとは思っていたのですがまさかの改修中!!前と違う!ある意味レアな風景と捉えるべきなのでしょうか。まるで巨大アスレチックのよう。 観光用にか、清水の舞台は解放してありました。そこからの景色は綺麗だったので、来た甲斐はあったかも? なんとか下山してホテルへ。夕食は外のお店で食べる予定でしたが、もう動きたくなかったのでホテル一階のイタリアンレストランで食べました。南イタリア産のお皿が可愛いです。明日には回復して欲しいなと祈りつつ就寝。…でも結局最終日まで、あまり元気にはなれませんでした(涙)翌日からは緊張による消化不良に悩まされる事になります。毎食後、胃腸薬を飲んでなんとかお腹を誤魔化しながらの旅となりました。食べないと今度は空腹で辛くなるので、時間が来たら食事を取りましたが食べたら食べたで…みたいな感じに。ここからずっと、調子が…と書くのも嫌なので、一応こんな状態だったということをここでサッと触れておきます。でも全体的にご飯は美味しかったです! 2日目の朝食、京都の朝食といえば此処!という噂の(?)イノダコーヒー本店へやってきました。ここで朝食を取りたいが為に、近くのホテルを選んだくらいです!近所に三条店があり、そちらは本店より開店が遅いようで一瞬あれ?閉まってる?と困惑してしまいました。本店はそこから曲がってすぐです! 「京の朝食」プレート!食後の紅茶付き。ボリューミーですがサラダが多いので、割と食べきれます。理想の朝食という感じで、とても美味しかったです! 入店の際に本館か旧館を選ぶことができてこれは旧館の方がレトロな雰囲気を味わえるのでは?とそちらへ。案の定、私の好みでは旧館の方が好きでテンションあがりました!ギンガムチェックのクロスは旧館の方のみで、絶対こちらの方が可愛いです!写真は二つの棟の連絡通路、テラス席にも通じています。 そして!2日目は此処へやってきました。修学旅行の定番スポットその2、金閣寺です!!実は修学旅行の際、京都は自由に歩ける班行動だったのですが話し合いの結果、金閣寺は候補から外れてしまい誰しも見た事があるであろう定番スポットを見たことがない、というのがずっと引っかかっていたので、今回ついにやってきました!ちなみに当時に行きたがったのが、伏見稲荷大社。あそこから金閣寺は遠い。初めて見る金色の社殿は、遠くから視界に入った瞬間に走りたくなりました!わかっているのに、え?なんで金色なの?凄い!!という思いが溢れます。池に映る姿も本当に美しいです。清水寺では学生服姿の子がとても多かったですがこちらは彼ら以上に外国人の方が目立ちました。日本人より多いのでは…?いくつものガイドさんの棒が立ち並び、なんとなく付いて行きたくなります。 お池の周りを半周。こちらはちゃんと見られて本当に良かったです!間近で見ても面白いくらいに金色。散策コースの終わりの方には、待ってましたと言わんばかりにお土産屋さんが立ち並んでいます。抹茶のバームクーヘンを本当にどこでも見かけるのですが、そんなに美味しいのでしょうか。帰ってから買ってみても良かったかも、と少し後悔。金閣寺を後にして、次は「行きたかったカフェ二軒目」へ 鈴虫寺の近くにあるカフェ「アンダンテ」さんこちらも京都にある可愛らしいカフェで、前から気になっていました!もう12月だというのにお庭が青々として元気です! 豪華にクリームティー+ケーキ!!(お前、胃は…)スコーンは外はサクサク中はふわっと軽い感じ。薔薇の香りの紅茶でいただきました!内装も夢が詰まったような可愛らしさ。アンティークな家具とぬいぐるみと飾られた絵皿や食器こちらも近所にあれば…!!と一度の来訪では惜しくなるぐらい素敵なお店でした。どこのお席でも良いとのことだったので、ピアノのすぐ側のテーブルに着きました。椅子の真後ろにピアノがある位置。すっかりお菓子が出揃って、いただきます!と思っていたらピアニストの方が丁度来店!あらまさか、と店内が色めき立ち演奏が始まりました。うーん……ごめん!流石に近い!!特等席かと思いきや、近過ぎて対面の声すら聞こえない(汗)演奏の邪魔をしたい訳ではないですが、最低限の意思疎通はしたい(お手洗いへ行ってくるね、とか)そして演奏もありがたいですが、もう少しお茶やお菓子の感想とか、お店が可愛いとかその場でお話したかったなあ、と贅沢な気持ちを持ってしまいました。演奏のスケジュールはわかりませんが、次回があれば念の為もう少し遠い席にしたいと思います。アンダンテを後にし、亀岡方面へ。目的地は、京都なのに英国に入国できるという噂のドゥリムトン村! 山の中をしばらく走ると、それっぽい建物が見えてきます。駐車場の近くに教会が!中からは賛美歌が聞こえます。ここが京都旅行の最大のメインスポット(私の)であり2日目の宿泊施設です。 村、という名に相応しく英国風の建物がいっぱい。突然、英国に来てしまいました!まずはチェックインを済ませ、荷物をコテージへ置きにいきました。 宿泊するコテージ、一棟貸切です!中は白い壁の可愛らしいお部屋で、一階にリビング的な寛ぎ空間、暖炉(飾り)、キッチン二階に寝室とバスルーム、トイレがあります。空間を堪能したい気分を抑え、日が暮れる前に村の写真を撮らねば!と外へ飛び出しました。先ほどの大通りの写真も、この時に撮影したものです。 レストラン「ポントオーク」夕食と翌日の朝食を食べた場所です。この建物が村で一番大きいかも。完全に英国ですが、店員さんは日本語を話してくださるのでなんだか安心します。 植物と立ち並ぶお店。これらのお店は実際に店舗にはなっていませんが、催しなどで使用する事ができるようです。この週末にはドゥリムトン 英国祭というお祭りが控えていたそうで(時期がズレてちょっと悔しい)その時には何か使われたりしたのでしょうか。 猫ちゃーん!! コテージが並ぶ場所にあるパブ風の建物。こちらは店員さんが宿泊する場所で、夜間に何かあったら来てくださいとのことでした。幸い何事もなく一晩を過ごせたので、こちらの扉を叩く事はありませんでした。 ポントオークでの夕食これ以上ない定番メニュー、フィッシュ&チップス!英国に来たらこれっきゃないね!自家製のタルタルソースが本当に美味しかったです!塩を入れる容器、上からではわかりませんが、実はエリザベス女王のお人形。こういうグッズ(恐らく輸入品)本国では怒られないのでしょうか…(汗)※レストラン内はテーブルの上のみ撮影可だそうです。 一応持って来た身分証。(英国展で買ったカバーを付けています)ただただ、持って来たかった!!撮影はコテージの鏡台で。 朝のドゥリムトン村。青空が綺麗です。英国祭の準備が始まっており、テントが張られています。当日まで後、二日。私は今日帰るけどね! 三日目の朝「ポントオーク」で朝食。イングリッシュブレックファーストです!なんという完璧な絵面。とろとろに焼かれたトマトが好きでした。写真だと普通ですが、二人分のお茶を淹れたポットがとっても大きい!トースト置きも可愛過ぎません?家に欲しいなあ。荷物をまとめて、10時半にはチェックアウト。気分は、本当にもう帰るの?でした。もう一泊ぐらい遊んで行こうよー帰りたくないよー、と率直に思いました。でも予定が詰まっているので、名残惜しいですが村を後にしました。チェックアウトの際に対応して下さったメイドさんが可愛かったです!再び山道を抜けて、そこから高速に乗って遥か北へ。新幹線の時刻までに京都駅へ戻らねばなりません。天橋立を超えて、やってきたのは伊根の舟屋です。海辺に立ち並ぶ家々が名物の場所で、遊覧船に乗って海側から街を望む事もできます。 天気はあいにくの雨。でも観光客の方は多かったです。 三日目にして初めての単独行動。私は遊覧船には乗れない(船に乗りたくない)ので、近くにあったお茶屋さんで待つ事にしました。台湾茶が飲めるって! 入って少し失敗したかな…と気後れしましたが、待たねばならない。というのも、こちらのお店まずメニューがない!当然価格表もない。店主さんによれば「どんなお茶でもご用意できます」とのこと。…台湾茶の種類がわからないー!!オススメは70種類あるらしい。そう言われて列挙してもらう訳にもいかない。つまるところ、ある程度知識がないないと楽しめない仕様。…こんなど素人が入ってきて、ごめんなさいっ!!!お互いの沈黙の末、こ、これならあるだろう、と烏龍茶をお願いしました。その中で数種類あるそうで、とんでもない高級茶葉が出て来ても困るとそこからはお値段を伺って選びました。本当にまどろっこしいお客ですみません…。茶葉が決まったら、店主さんが一杯目を淹れて下さいました。グラスは香りのテイスティング用。青々しい香りが徐々に甘味を帯びていくのがハッキリとわかって面白かったです!そして二杯目以降の淹れ方を教わりました。烏龍茶は小さな急須だと10回は出せるそうで、その中でも徐々に香りが変化していくものなのだと。体感としては1〜3回目くらいは青い香りが強く、それ以降は甘味が主張してきて味も薄くなり、飲みやすく感じました。駄目駄目なお客でしたが、よい体験をさせていただいたと思います!合流した後は、舟屋食堂で海鮮丼を食べて帰路へ。新幹線に乗る頃には、体調不良のダメージもあって本当にふらふらで今まで人様の旅行を気軽に、いいなー!と言っていたけれど、こんなに体力を消耗する物だったんだなと実感。みんな凄い旅をされているんだなと認識を新たにしました。帰宅の翌日は泥のように眠り、翌週の今になってやっと調子が戻ってきた次第です。行って、本当に楽しくて後悔はありませんが、とっても疲れました!!今は徐々に開封しているお土産を楽しんでいます。以上、京都旅行のお話でした! へ[1回]PR