昔の友達 作家:桃の木 2014年10月07日 0 桃ノ木です台風過ぎ去りましたね、午後にはすっかり晴れていてしまって驚きました。えー、原稿の進捗状況は相変わらずのろのろとやっています。頭では、コミティア110、及びに111を踏まえた原稿スケジュールを考えてはいるんですが、なかなかその通りに進んでくれない状況です。体調が思わしくないのも原因ですかね。いまいち原稿ができない時にはよく、昔のとある友人の事を思い出したりします。中学一年くらいの頃はノートに落書きみたいな漫画を描くのが日課でした。(それまでもそれからも描いてましたが)その時の漫画は一応、ボールペンでペン入れ的な事もしていて、私の落書き人生の中では割と漫画らしい物でした。その時、その漫画を見せていた女の子がいたのですが、とにかく急かす「続きは?」「描けた?まだ?」毎朝顔を合わせては、描けた?と聞かれました。それまでは二日に1ページくらいのペースで描いていたのに、あまりに急かすものだから休み時間も家に帰ってもノートに向かって、一生懸命描きました。期待に応えて喜んでもらいたくて必死でした。ある時「面白いの?」と聞いてみました。彼女は「読めないけどなんとなく面白い」と言ったように思います。・・・読めなかったんかい!!!今もそれなりですが、当時私の字は男子と間違えられるくらい汚く、言われてみれば読めないよなあと。で、それからは何て台詞なのかを読んで説明しました。そのうち漫画は完成して、二話の製作に取りかかりましたが、そのうち友人の関心が薄れた為か、私が飽きた為か(多分後者)二話は完成せずに未完で終わりました。でも、あの時は本当に、毎日一コマでも先に進ませようと本当に頑張った。当時の気持ちは今も覚えています。残念ながら、色々あってその後彼女とはもう連絡を取っていないんですが。今もたまに、私の漫画を楽しみにして頻繁に声をかけてくれる人が欲しいなあと思ってしまいます。にほんブログ村 漫画ブログ へ[1回]PR