コミティアのスペース決定と、香水を選んだお話 作家:桃の木 2019年08月03日 0 桃ノ木です!いよいよ今月25日開催のCOMITIA129が近づいて参りました。原稿は今が一番やばい時期です…まだ下書きが終わっていません!ブログを描いたら作業に戻らなきゃですね今回のスペースは青海棟AホールN09b/メアリーとなります頑張って新刊を間に合わせるので、遊びに来てください!内容などについてはまた、サンプル公開の際にお知らせしたいと思います!で、修羅場と言いつつ遊びに行った話を。 金曜の夜に稲見さんと「吸血鬼のブレックファスト」(稲見さん命名)してきました!そう言われると、なんかとってもカッコいい気がしますね!最初に調香展【Scent of Colors】の会場へ足を運んで香水を選びラクールカフェでご飯を食べて、最後に椿屋珈琲でお茶しました。予定では別のティールームへ行く予定でしたが閉店時までに入れずお流れに…。それはとても残念でした 今回のメインイベントは調香展場所は吉祥寺CLOSETさんで、4日まで開催しているそうです。入り口が細道の裏側で、内装も雰囲気のある古民家という感じで驚きました!思っていたギャラリーと違う…!ぎいぎいと年季の入った音を立てる黒塗りの階段を登ると美術品さながら上品に香水が展示されていました。敷居がばりばり高くて一人で来たら、どこかの時点で間違いなく踵を返してる…(汗)そもそも、わざわざお店でもなく香水展に来たんだから、香水がお好きなんでしょう?と思われそうですが実はなんにも知りません…(おい)家にあるのは練り香水とルームフレグランスぐらい…とはいえ興味はあったので、個人的に香水といえばこの方!調香師が主人公の小説を描かれている稲見さんにご足労いただいた次第です。実際、試香させていただいても「ああ…うん、いい香り」で終わる語彙力皆無な私に比べ、話を広げられる稲見さん素敵!となっていました。まず調香展で驚いた事は、香りのシンプルさでした。これまで香りに触れる場はデパートなどにあるアロマ、ルームフレグランス、香り付きのソープ系などなどで、瞬間的にふわっとさせるのは良いけど長く置きたい物は少なくなんか…いろいろ入ってるっぽいねー、みたいなゴテゴテしさを感じていました。と書くと、どんだけ鼻に近づけてるんだ!やり方が悪いんだ!と思われそうだし実際そうだとは思うのですが…まあそういう雑な経験が多かったです。が、調香展ではどの香りも深みがあるけれどスカッとしてわかりやすくゴテゴテしさも感じず、生の香りに触れたようなそんな気分になりました。そうしてワッと内心感動して、敷居の高さ故に完全に及び腰だった態度からやっと真面目に向き合うぞ!と心構えが変わりました。それから、和、十二星座、色など色々なものをテーマにした香りに触れて自分が良いと感じる香りの基準と、付けたいと思う香りの基準が若干ズレてるなあと気づきました。香水が嗅ぐものから、やっと纏うものという地点に上がってきました。洋服の形やカラーが似合うか考えるかように、もう一度ぐるっと展示を回りました。まず基本の好みとしては甘い×大人っぽい○(香りにより×)さわやか○自然っぽい◎ウッド系は好みにも自身のイメージにも合うかなと思いそれを選ぶ指針としつつ最終的に大人っぽさを入れるか否かで非常に迷いました。見栄を張れば大人っぽさが欲しいのですが、内面には皆無…とても似た二つの香水のうち大人っぽさが入ったものと爽やかで気取らないものの二つでかなり長時間迷ってしまいました。(稲見さん、ごめんなさい…)二つとも腕に試着?させていただいて香りの変化を見届けて、下した判断は初めての香水だから、気取らない方にしようと、心理的な付けやすさを優先したものになりました。それが上の写真。Linはフランス語で亜麻色のことで洗いたての麻のお洋服をイメージした香りだそうです具体的な配合品目は忘れてしまったのですがレモンが強く、オークモスやサンダルウッドの名前もあったはずもう一つ展示で驚いたことは、これを配合していますという品が表示されていて似たものが入っているなーと思う香りでも、それぞれ全然違うということ。分量の違いや別の品目が入ることでの効果は、きっととても大きいのだなと学びました。実際にいつ付けていくかは全然未定なのですが気が向いたらお出かけの際に使ってみたいと思っています。ペンダントにもなっていて、アクセサリーとしても可愛らしいのでそういう用途でも使えますね!そんな感じで、長くなりましたが調香展の感想でした。 展示を見た後に、ラクールカフェでご飯。パスタはサラダとパン付きでした。 いい感じの棚と絵本も。ご飯の時間だったのでパスタになりましたが、ケーキも美味しそうでした!稲見さんとは主に吸血鬼の話をしつつお互い夏ティアで新刊が出る状態なのでネタバレになりそうな事が言えなくて困りました(笑)とりあえず死体とバッドエンドまっしぐらな新刊でも大丈夫!と言ってもらえたので、お言葉を励みに最後まで書き抜きたいと思いますしかし家族以外と真面目にお話するのが久しぶりすぎてなんか話し方がグダグダになってしまったのが恥ずかしかった…。この後、椿屋でもお茶をして九時過ぎまで遊んでいました。思い返せば最近は、そう夜遅くまで街にいる事があまりなかったのでなんだかそこらへんもワクワクしていました。アフター5とっても楽しかったです!以上、遊びに行ったお話でした。 へ[1回]PR