おうち英国展 作家:桃の木 2020年09月02日 0 桃ノ木です!昨日から日本橋三越で英国展が開催されています。ですが今年もかなり混雑しているそうで、私は通販で済ませる事にしました。が…Twitterなどで流れてくる参加報告が非常に羨ましかったのでそんな気を晴らすべく、今回はおうちで英国展!と銘打って遊ぶ事にしました。スコーンを焼いて、一昨日作ったローズマリークッキーと解凍したパウンドを合わせ二段プレート完成。食器も過去に英国展で買った物を中心に出してきました!バーレイの食器は今もお気に入り!!モリスのティーマットも去年の戦利品です。紅茶は三越のイートインに合わせてリントンズ、二杯目からミルクを入れました。 マントルピースコーナー。紅茶缶とまだ残っている紅茶をずらっと並べてお店っぽさを出そうとしました…出てないけど。缶は中心のハロッズ缶が一番好きです。英国っぽさを全面に出している飾りは前に百均で仕入れました!どこで使うんだ…と思っていましたが、今とても役立っています!ムーミンの家は英国無関係ですが、可愛いので。 リントンズのコーナーと、コースター色々。バンパー缶は一昨年に1時間並んで買った記憶があります。ほんと英国展は戦場ですね。焼き物のお家は母の影響で昔から好きで、これは私所有の数少ない家です。ただ非常に欠けやすいので普段はしまってあります。母が新婚旅行で買ったという実家のミニハウス達は、私が小さい頃は階段の窓の前やテレビ台の上など、割と雑な場所にあったので欠けまくってます。…小さい私が触ったから、でなければ良いのですが。そんな感じで、頑張って英国らしさを集めたおうち英国展でした!通販が届いたら、改めてまたお茶会をしようと思います。 へ[0回]PR
近況 作家:桃の木 2020年08月23日 0 お久しぶりです。久しぶりな割に微妙に不穏な空気が漂う記事ですが、長くなったのでここに描いておきます。今Twitterで話題の感想貰えなくて筆を折る話、私も何か自分の考えを出そうかなと思っていたのですが、結局上手く考えがまとまりませんでした。というかそれよりも直近しばらくの間患っていた、自分の世界観にログインできなくなる不具合の方が深刻で、もし休止するならそちらが原因になるかと、どうしても考えてしまいます。世界観へのアクセス権は最近やっと戻りつつあり、また原稿に手を出し始めました。当初は原稿を描くのが辛くなったのだろうと思ったのですが、それ以前にプロットやネームからシーンが読み取れない、キャラが脳内で全員静止、誰の会話もわからない、みたいな思考内での処理ができなくなった事に気づきました。正直、超怖かったです……!!!コロナの影響でコミティアが中止になり、目標が消え失せポッキリ心が折れてしまった。それによるショックでそうなってしまったのかと思ったのですが、よく思い返せば原稿への疲れは去年ぐらいからあり、特に今年に入ってからはモチベの低下と、各シーンの想像能力が落ちてきているのを感じていて、イベント中止は切欠に過ぎなかったのだろうと思います。しばらくは進まなくなった原稿を放り出して、部屋の内装に凝ったり、お菓子作りを始めてみたり、一枚絵をやってみたくなったので塗りの研究をしたり、これまでとは違う試みをしていました。コロナで色々な事が不便になりましたが、少し立ち止まるには良い機会だったなと、それについてはありがたく思いました。多分世の中が通常通りに動いていて、皆が出店!新刊!とワイワイしている横で沈黙していたら、非常に辛かったと思います。5月に出す予定だった原稿は、後2ページで終わりなのですが実はまだ止まっていて、大人数のシーンなのでまだちょっと処理が重いようです。が、お試しで書き始めた物が手に馴染んできたので、間もなくそちらも再開して、11月には出そうかなと考えています。感想問題で、感想がいらない人なら発表はしないし妄想でいいから形にもしない、という意見を見かけましたが、いつか自分の世界に帰れない時が来る可能性があるなら、やはり形に残しておきたいと思いました。以上、感想の話にかこつけた近況でした! へ[2回]
ムーミン谷へ行きました! 作家:桃の木 2019年12月22日 0 桃ノ木です!今回は埼玉県飯能市の宮沢湖周辺にあるメッツァビレッジとムーミンバレーパークへ行ってきたお話。ムーミン谷ができた!と少し前に噂になってから一度は行ってみたいと思っていたパークで色々あってこの機会に足を運ぶことになりました。 メッツァの方は北欧の食品や雑貨を集めた湖周辺のマーケットといった風で入場料などもかからず気軽に回れます。これは北欧風かな?という食べ物から、スタバやラーメン屋など気兼ねなく食べられそうな場所も多いです。埼玉県の名物、狭山茶のソフトクリームが食べられる店やサイボクハムの支店も入っていて、埼玉らしさも感じられます。サイボクハムは美味しいぞ! 12時過ぎに到着したので、まずはメッツァのレストラン棟にあるロバーツコーヒーで食事、ビーフシチューセット。こちらの珈琲は北欧から輸入したコーヒー豆を使っているそうなのですが珈琲が苦手なので、セットドリンクは普通にオレンジジュースに…。 食事が済んだら湖の周りをてくてく歩いて、ムーミン谷の入り口へ。バス停からここまで結構距離があります。ムーミンは昔アニメを観ていた筈なのですが、ほとんど忘れてしまったので今回パークへ行く事に決まってから、小説の「ムーミン谷の彗星」を読みました。正直、もう何冊か読むべきだったかなと。原作の絵は味があって好きです。そんな感じで、彗星一冊の知識でムーミン谷へ! 湖に浮かぶ古屋。男の子が住んでいるらしい。 中央広場。目の前に見えるのはムーミン屋敷。ムーミンの家の屋内を見て回るアトラクションの整理券をゲットする為に、先ずはいの一番でここへ向かいました。ムーミン屋敷ガイドツアーは、お客十人スタッフ一人の編成でお家を見て回ります。撮影はオッケー、でもお話を聞いている時間が多いのでそんなに多くは撮らなかったです。 二階、ちょっとお洒落な廊下。 ムーミンママの部屋。映っているのはスタッフさん。 フローレン…ではなくスノークのおじょうさんが宿泊している客室。金の足輪をしたムーミンの彼女、名前を「フローレン」と記憶していたのですがあれは日本のアニメ版が名付けた名前だそうでムーミンパークでは原作順守で「スノークのおじょうさん」と呼んでいるそうです。こちらも可愛らしいお部屋。他にもムーミンのお部屋、ミイのお部屋など色々と部屋がありました。 中央広場から離れ、湖に沿って歩いていきます。灯台発見!さらに先へ行くとスナフキンのテントがあります。 おさびし山の天文台、これは本に出てきた! 端っこまで見て回ったので、引き返して中央広場の大型施設コケムスへ。二階のカフェで休憩しました。ドリンクはムーミンのカップが使えます!お菓子もちょっと変わっていて可愛いです。 施設内の大きなジオラマ。上が吹き抜けになっていて上の階から覗き込むこともできます!こんな大きな恐竜(?)も出てくるんだなあ。 夜のお土産屋さん。18時半からライトアップが始まるようだったのですがたくさん歩いて疲れてしまったので、暗くなった頃に引き上げました。 お土産!!ムーミンのお家の缶は絶対欲しいと思っていました!後はホーローマグ、ミイのミルクピッチャーメッツァの方で、スウェーデンのクッキーフィンランドの薔薇のジャムを買いました!色々食べるのが楽しみです!そんな感じで、ムーミン谷のお話でした。 へ[1回]
明日はコミティア! 作家:桃の木 2019年11月23日 0 桃ノ木です!急に寒くなってきましたね、体調を崩さないか冷や冷やしつつ明日がいよいよイベントです!あいにくのお天気となりそうですが、お越しいただけたら嬉しいです。当日のペーパーはこんな感じたくさん刷ったのでなくなる事はないと思います! マップ会場は東京ビックサイト西ホール【メアリー/西2ホールR37a】にいます!新刊情報やお品書きなどは前回の投稿にまとめてあります。 今回もタペストリーを飾ろうかなと迷ったのですが表紙の絵の全体像をお見せする機会がなかったので印刷した物をポスターとして吊る事にしました!下の方は、いつもの時系列のご案内を。いつもより紙が小さくなってしまうのでわかりにくかったらすみません!そんな感じで、明日の準備ができました!明日東京ビックサイトでお待ちしております! へ[1回]
充電中 作家:桃の木 2019年09月10日 0 こんにちは桃ノ木ですCOMITIA130、申し込みました!次回は11月24日、おそらく抽選になると思うのですが無事スペースをいただけた際にはどうぞよろしくお願いします!…と、お知らせをして、今回の記事は終わりなのですがやはり短いので近況を少し。次回のコミティアから、サークルカットの比率が変わるということで今回も新しくイラストを描いたのですがやっと描けたか!!という感じで書き上げたのが昨日のことでした。後でいいか、と申し込みを後回しにしていたというよりしばらく絵が描けなくて充電していました。イベントが終わってからすぐ次へ行けず、遊んでしまうという状態はよくあるのですが久しぶりに燃え尽きたなといった具合で、新インプット不可、アウトプットほぼ不可。Twitterなどでよく見るHP(体力)MP(精神力)は回復方法が違う、みたいな話のおそらくMPが尽きた状態だったのかなと思っています。Twitterからほぼ離れて、英国展をエンジョイし、ごろごろソシャゲしてなんだかちょっと絵が描きたいかなーとなってきたのがつい最近。まだ万全ではないので、ぼちぼち調子を戻して11月に向けてやっていきたいと思います。前回の不調時よりは軽いので、全然大丈夫だろう。そもそもの元凶は「吸血鬼シリーズ」よくよく過去の不調の時期と、その手前に描いた作品を見返してみると吸血鬼シリーズの後は、今のところ100%燃え尽きてます!一作目の時は体感としては覚えていないのですが、その次が再録本ということで…なんとなく察したり。他の作品なら燃え尽きないのか、といえば必ずしもそうではないのですが今年も吸血鬼シリーズの重さを感じました。…シリアスだったしね。次回はもっと楽しい感じのお話を描きたいです。 へ[1回]
明日はコミティア! 作家:桃の木 2019年08月24日 0 桃ノ木です!明日はいよいよコミティア当日ですねブログの方にお品書きがあがっておらず、すみませんでした!ーお品書きー 新刊は先日お知らせした【悪魔と間違えられた吸血鬼】です準新作は【ヴァンパイアんちのメイドさんお屋敷篇 789巻再録本】吸血鬼シリーズの新刊ということで、その関連二種も多めに持っていきます。準新作のヴァンメイシリーズも一応それなりに。10巻の完結編が在庫僅かです。グッズのメガネ拭きもおきますので、よろしくお願いします。三枚目のブラックバーン家シリーズは今回持ち込み数は少なめです。特にショート編は書店委託しておらず、入手経路が少ない作品となりますので気になる方はお早めにどうぞ! 今回の展示原画はこちら。ポストカードサイズのキアイラの水彩画です。よかったらご覧になっていってくださいお譲りの場合はその場でのお渡し、価格は5,000円となります。高いので、あまりお嫁に行く想定はしていませんがお気に召してくださる方がいましたらということで価格設定自体はしています。滅多に描かない水彩画なので君はうちにいてもいいんだよーと作者が気に入った場合はこんな感じになります(汗)明日は残念ながら暑さが戻って来てしまうようですね…(ため息)熱中症対策はしますが、前科があるのでどうしても万全と言い難く不調になった場合は即撤退の予定ですのでお買い物は早めにお越しくだされば幸いです。今からドキドキしておりますが明日のイベント、頑張りたいと思います! へ[0回]
至れり尽くせりジークレフ 作家:桃の木 2019年08月23日 0 桃ノ木です!以前、とある閉店間近のティールームへ行きそびれた話を書いたのですがそちらのマーケットは現存中ということでイベントの差し入れを買いにティーマーケット・ジークレフさんへ行ってきました!土曜はゆっくりして英気を養いたかったので、平日の夜に。今は夏物セールっぽい、へー、と店頭をまじまじ見ながら中へ。初来店ということで、ふらふら〜としていたら店員さんが水出し紅茶の試飲を出して下さいました。ニルギリだったかアッサムだったか…忘れましたがとてもスッキリとしていて美味しかったです。しかも試飲の小さなコップ、陶器!!こういうの紙コップじゃないのか…!確かに紙の香りを感じないから美味しいけど。とても美味しかったので、もうこの茶葉でいいんじゃないかと思い始めました。が、一応店内ぐるっと見たいなーと思っていたら側に店員さんが付いて下さいまして本来はちょっと店員さんとお話するのは苦手なタイプなのですがまあ今回はカッチリ、買う意思と予算が決まっているので贈り物を求めているんですよーという話をしました。(その気の薄い場所だと、これだけ接客させて冷やかしかい!ってなるのが申し訳なくなる、後目的がない時に選択肢を迫られると困るので)そこでオススメが、ダージリン(忘・1stか2nd)農園によって風味が違って、と色々説明して下さる。(すみません、ちょっと高い…!!!でも美味しいとは思う!)美味しいんですよ、試飲出しますねとカウンターの奥へ向かわれる店員さん予算お話しておけばよかった…期待値をあげてしまったかも知れん。と芽生える罪悪感。で、流石にもう少しリーズナブルなお茶のコーナーを見ていた頃に戻って来られた店員さん。もう少し雑談しつつも察して下さったのか、失礼ですがご予算は?という話に。先に言わなくて、ごめんね!!まどろっこしい客で申し訳ない!予算内でオススメは〜という話にシフト。ありがたい。新入荷のアッサム2ndがストレートでもミルクでも美味しいとのこと。いいですね、ミルクティー好きです(私のではない)「お時間があれば、試飲をお出ししますよ」ん????そういえば、先ほどもそんな事を言っておられたような。「お掛けになってお待ちください」他にそういったお客さんがいなかったので、長椅子に一人腰掛ける。話を総合すると、あの試飲のカップいくつ出てくるんだろう?ティーカップで来た…!!!!嘘でしょ…こちらは、最初のおすすめダージリン二種。このお茶っぱはなんでしょう?食べたりするのかな??右がセリンボン農園左がダルサム農園接客して下さった方とは違う店員さんが膝をついて色々と説明して下さいました。というか…皆さん揃ってイケメンですね!私シャンパン入れなきゃいけない場所にいません?飲み比べた感想(※個人の見解です)セリンボンから先に飲みましてダージリンの謳い文句で時々聞く「マスカット風味」が初めてわかりました。最初にふわっと、あ、マスカット、となる香りがあってそれからは軽いダージリンの香り、後味が非常にスッキリしていました。次にダルサム。こちらは慣れた為か本当に味が違うのか、マスカット感はあまり感じずダージリン感がセリンボンより強く感じました。おそらく同じ様に淹れて下さってるとは思うのですが、先のがふわふわと変化に印象を残すなら、こちらは一本芯が通った感じ。後味が長く残るのでスッキリが逆に物足りなく感じるならこちら、という感想でした。私はダージリンが強いと、少し癖があると感じてしまうようなので完全にセリンボンに軍配が上がりました。うーん、今度個人的に買いに来ても良い気がする…。 そうこうしているうちに、三杯目到着!!いやいやいや…なんだこれは!!贅沢すぎでしょ!香りが華やかなダージリンからのアッサムは方向性が代わり、最初に紅茶だなあという苦さと重みがあってそれからあっさりといなくなる感じ。軽くて嫌味もなくて飲みやすい。そしてミルクが欲しいとても堅実な紅茶で、毎日飲むならこっちかなという印象。時々濃い目に煮出してミルクを入れたい…なんだか条件反射のように一口ごとに、ミルクがあればなあという気持ちになりました(笑)ダージリンは去年の2ndならセール中らしく、予算内に収まりそうでしたがなんだか個人的な気分で持ち帰るならアッサム、みたいな腹になっていたので最終的にアッサムに決めました。※クドイですが贈り物用です三杯の紅茶を飲みきるのはなかなか時間がかかり焦るのも違うので、ゆっくりしていると ジャムの試食がきました!!待って!こんなに尽くされてもお財布の中の予算は少ないの!!週末イベントだから!ダージリンにはライムマーマレード、アッサムにはベリー系の「森の果実」が合いますよ、ということで試食。有料オプションで、スコーンかクラッカーありません?特にライムジャムが美味しかったです。パンには違うなという味だったので、使い方を伺うとヨーグルトや炭酸割りなどにも合うということでそれ絶対美味しいやつ!と頷きました。色々ご馳走になってお会計。試飲、試食の値段は当然入っていないので茶葉代のみ。や、採算取れてます?喫茶店なら紅茶三杯で茶葉代以上になりそうですが…。なんにせよ、素敵なお買い物させていただき、ありがとうございます。銘柄ごとの差は、いくらか飲んでいればなんとなくこんなタイプのお茶かなーと想像できますが農園ごととなると本当に未知の域なので、面白い体験ができました。座席の数は少ないので、混んでいる時間帯ではあれこれ試飲できるかわかりませんが飲み比べて買えるなんて、なんて贅沢で素敵なお店なのかしらと自宅用にもお買い物したくなった桃ノ木でした。 へ[1回]
コミティアのスペース決定と、香水を選んだお話 作家:桃の木 2019年08月03日 0 桃ノ木です!いよいよ今月25日開催のCOMITIA129が近づいて参りました。原稿は今が一番やばい時期です…まだ下書きが終わっていません!ブログを描いたら作業に戻らなきゃですね今回のスペースは青海棟AホールN09b/メアリーとなります頑張って新刊を間に合わせるので、遊びに来てください!内容などについてはまた、サンプル公開の際にお知らせしたいと思います!で、修羅場と言いつつ遊びに行った話を。 金曜の夜に稲見さんと「吸血鬼のブレックファスト」(稲見さん命名)してきました!そう言われると、なんかとってもカッコいい気がしますね!最初に調香展【Scent of Colors】の会場へ足を運んで香水を選びラクールカフェでご飯を食べて、最後に椿屋珈琲でお茶しました。予定では別のティールームへ行く予定でしたが閉店時までに入れずお流れに…。それはとても残念でした 今回のメインイベントは調香展場所は吉祥寺CLOSETさんで、4日まで開催しているそうです。入り口が細道の裏側で、内装も雰囲気のある古民家という感じで驚きました!思っていたギャラリーと違う…!ぎいぎいと年季の入った音を立てる黒塗りの階段を登ると美術品さながら上品に香水が展示されていました。敷居がばりばり高くて一人で来たら、どこかの時点で間違いなく踵を返してる…(汗)そもそも、わざわざお店でもなく香水展に来たんだから、香水がお好きなんでしょう?と思われそうですが実はなんにも知りません…(おい)家にあるのは練り香水とルームフレグランスぐらい…とはいえ興味はあったので、個人的に香水といえばこの方!調香師が主人公の小説を描かれている稲見さんにご足労いただいた次第です。実際、試香させていただいても「ああ…うん、いい香り」で終わる語彙力皆無な私に比べ、話を広げられる稲見さん素敵!となっていました。まず調香展で驚いた事は、香りのシンプルさでした。これまで香りに触れる場はデパートなどにあるアロマ、ルームフレグランス、香り付きのソープ系などなどで、瞬間的にふわっとさせるのは良いけど長く置きたい物は少なくなんか…いろいろ入ってるっぽいねー、みたいなゴテゴテしさを感じていました。と書くと、どんだけ鼻に近づけてるんだ!やり方が悪いんだ!と思われそうだし実際そうだとは思うのですが…まあそういう雑な経験が多かったです。が、調香展ではどの香りも深みがあるけれどスカッとしてわかりやすくゴテゴテしさも感じず、生の香りに触れたようなそんな気分になりました。そうしてワッと内心感動して、敷居の高さ故に完全に及び腰だった態度からやっと真面目に向き合うぞ!と心構えが変わりました。それから、和、十二星座、色など色々なものをテーマにした香りに触れて自分が良いと感じる香りの基準と、付けたいと思う香りの基準が若干ズレてるなあと気づきました。香水が嗅ぐものから、やっと纏うものという地点に上がってきました。洋服の形やカラーが似合うか考えるかように、もう一度ぐるっと展示を回りました。まず基本の好みとしては甘い×大人っぽい○(香りにより×)さわやか○自然っぽい◎ウッド系は好みにも自身のイメージにも合うかなと思いそれを選ぶ指針としつつ最終的に大人っぽさを入れるか否かで非常に迷いました。見栄を張れば大人っぽさが欲しいのですが、内面には皆無…とても似た二つの香水のうち大人っぽさが入ったものと爽やかで気取らないものの二つでかなり長時間迷ってしまいました。(稲見さん、ごめんなさい…)二つとも腕に試着?させていただいて香りの変化を見届けて、下した判断は初めての香水だから、気取らない方にしようと、心理的な付けやすさを優先したものになりました。それが上の写真。Linはフランス語で亜麻色のことで洗いたての麻のお洋服をイメージした香りだそうです具体的な配合品目は忘れてしまったのですがレモンが強く、オークモスやサンダルウッドの名前もあったはずもう一つ展示で驚いたことは、これを配合していますという品が表示されていて似たものが入っているなーと思う香りでも、それぞれ全然違うということ。分量の違いや別の品目が入ることでの効果は、きっととても大きいのだなと学びました。実際にいつ付けていくかは全然未定なのですが気が向いたらお出かけの際に使ってみたいと思っています。ペンダントにもなっていて、アクセサリーとしても可愛らしいのでそういう用途でも使えますね!そんな感じで、長くなりましたが調香展の感想でした。 展示を見た後に、ラクールカフェでご飯。パスタはサラダとパン付きでした。 いい感じの棚と絵本も。ご飯の時間だったのでパスタになりましたが、ケーキも美味しそうでした!稲見さんとは主に吸血鬼の話をしつつお互い夏ティアで新刊が出る状態なのでネタバレになりそうな事が言えなくて困りました(笑)とりあえず死体とバッドエンドまっしぐらな新刊でも大丈夫!と言ってもらえたので、お言葉を励みに最後まで書き抜きたいと思いますしかし家族以外と真面目にお話するのが久しぶりすぎてなんか話し方がグダグダになってしまったのが恥ずかしかった…。この後、椿屋でもお茶をして九時過ぎまで遊んでいました。思い返せば最近は、そう夜遅くまで街にいる事があまりなかったのでなんだかそこらへんもワクワクしていました。アフター5とっても楽しかったです!以上、遊びに行ったお話でした。 へ[1回]